Windows Server 2003 Webアプリケーションサーバ構築ガイドブック
2008年05月22日
![]() | Windows Server 2003 Webアプリケーションサーバ構築ガイドブック (2003/06) 溝端 二三雄 商品詳細を見る |
【評価】
★☆☆☆☆(1点:お店に売る)
【紹介フレーズ】
・.NET戦略によってマイクロソフトは、.NETプラットフォームを提供します。
・.NETプラットフォームは、Windowsだけをターゲットにしているわけではありません。
・.NETプラットフォームの中核ともいえる、.NET Frameworkによってアプリケーション開発における生産性の向上を実現します。
・.NET Frameworkを最大限に使用したアプリケーション開発を行うための開発ツールが、Visual Studio .NET 2003です。
・.NET Frameworkを最大限に利用したアプリケーション実行環境が、Windows Server 2003です。
Windows Server 2003と.NET Frameworkを使ったWebアプリケーション開発について述べられた本。うーん、筆者がWindows Server 2003が大好きなことは分かりましたが。。。それ以外のことはまったく分かりませんでした。
NEWカタコト英語で十分です
2008年05月22日
![]() | NEWカタコト英語で十分です (2001/12) イーデス ハンソン 商品詳細を見る |
【評価】
★★★☆☆(3点:本棚に入れる)
【紹介フレーズ】
その1
そうなんです。英会話といっても、カタコトでいいのです。肝心のところだけ通じれば、それで十分なのです。日本にいて英語がしゃべれない、これ、まったくあたりまえのことです。
ところが、あたりを見わたしてみると、どうもそうではないらしい。じゃべれる人は大イバリだし、しゃべれない人は小さくなっている。そんなバカなことはない。
しゃべれる人は、そりゃ立派です。きっと仕事がら必要なんでしょう。でも、なにか人間までエラクなったようにイバルことはない。しゃべれない人だって、なにも人間として劣っているわけじゃない。 日本で生まれて、日本でそだって、どうして英語がしゃべれるのですか?しゃべれるほうがおかしいくらいです。
その2
べつにキチンといわなくてもいい。ペラペラいおうと思えばムリだから、接続詞なんか使わなくても、とにかく建物とかカドとか目印になるものをはっきりいえばいい。たとえば、「まっすぐ行ったら、左に映画館があるから、そのつぎのカドを右へ行きなさい」というややこしいことも、Go straight.といって、「Leftにmovie theater、next cornerをright」というぐあいにあまり関係ないところは日本語で十分。こういういい方だと、「leftに映画館・・・(ああ、movie theaterだ)、movie theater」と単語を思い出しながらもいえる。肝心なところだけいえば、日本語を入れたってかまわない。
今回は英語関連の本について。著者はインド生まれのイーデス・ハンソンさん。彼女は和歌山県在住の立派な関西弁スピーカーです。本書ではそんな彼女が英語の話し方(というか慣れ方)を教えてくれます。
筆者のやさしい考え方に甘え、なんだか自分の英会話不足を棚に上げてしまいそうな本でした。
ホンノンボ
2008年05月11日
![]() | ホンノンボ―ふしぎ盆栽 (2007/03) 宮田 珠己 商品詳細を見る |
【評価】
★★★★☆(4点:人に貸す)
【紹介フレーズ】
その1
――岩があるな。
と、はじめは思っただけだった。
とくに岩には興味はないので、それだけなら気にもとめなかっただろう。それでも、ふと、その岩が気になったのは、そこにミニチュアがのっていたからである。
陶器でできた家や、五重塔のようなものが、岩のあちこちにのっていた。そのせいで岩が、山か島のように見える。箱庭のつもりだろうか。
――きっとホテルの従業員が、ふざけてこんなものをのせたにちがいない。
わたしは岩のまわりをぐるぐると歩いた。
それは、まったく子供じみていて、大人がこれをつくっているところを想像してみると、その光景はとてもマヌケに思えた。マヌケで、そして、とてもナイスだ。
その2
そこには、その盆栽なりの世界がはっきりと存在しているのが感じられた。それはただヘンなのではなく、伝統にのっとった一定の秩序、あるいはルールというか、体系があるようなのである。
わたしは、心の中で思わずこうつぶやいていた。
仮にも一国の伝統文化が、こんなおもちゃのようなマヌケな感じでいいのか!
後から思うに、このふしぎな盆栽が、わたしにとって、どうにも気になってしかたのないものに変貌したのは、どうやら、そのときであった。
その3
面白いのは、このように風景の中にミニチュアを置いて縮尺を変化させるだけでなく、岩を削ったり、コンクリートで道をつけたりして、その場所らしさを高めようとあれこれと細工を施したホンノンボが数多く見られることで、そこには日本の庭石などのように、できるかぎり自然の風情を活かしつつ、というような配慮はまるでない。人工物であることにまったく衒いがないのだ。日本のように具体的なイメージを表に出さず奥に秘めてしまって、その先は独自で想像してください、というようなまわりくどいことはまったくしないで、そっちのほうが粋だとも、こっちは野暮だとも思わず、思ったらそのままつくるというスタンスが貫かれているのである。
今回は宮田珠己さんの本です。その名は「ふしぎ盆栽 ホンノンボ」。いつもジェットコースターやウミウシなどといった変り種を題材にする宮田さん、今回の作品も過去に負けず劣らず変り種です。
ホンノンボとは一言でいうと「ベトナム風盆栽」のこと。しかしこの「ベトナム風」が少しくせもので、岩を主体とした盆栽にミニチュアやコンクリートを使いながら世界を創造するのだそうです。
宮田さんのはまりっぷりは相当なもので、「このバカさ加減がたまらない」という彼の想いにはなぜかものすごい説得力があります。とはいえ最後はやっぱり「取材の題材よりも宮田さんが面白い」という一冊でした。
激しく倒れよ
2008年05月06日
![]() | 激しく倒れよ (沢木耕太郎ノンフィクション) (2002/09) 沢木 耕太郎 商品詳細を見る |
【評価】
★★★☆☆(3点:本棚に入れる)
【紹介フレーズ】
(なし)
今回は沢木耕太郎さん。あの「深夜特急 (新潮文庫)」というバックパッカーたちのバイブルを生み出した人でもあります。本書は全9巻からなるノンフィクションの1巻目であり、スポーツ編とされたここではゴルフ、野球、マラソン、ボクシングなどの各界で活躍された選手についての人生が描かれています。
それほど面白い内容の本ではありませんでしたが、堅苦しく重苦しい沢木耕太郎さんの世界はここでも健在。「深夜特急 (新潮文庫)」にはまり、沢木耕太郎さんにどっぷり浸かってみたい方にはオススメです。
椿山課長の七日間
2008年04月27日
![]() | 椿山課長の七日間 (朝日文庫) (2005/09/15) 浅田 次郎 商品詳細を見る |
【評価】
★★★★☆(4点:人に貸す)
【紹介フレーズ】
(なし)
ソフトウェア試験もひとまず終わり、ようやくいつもの読書生活に戻ることができた今日この頃。そんな栄えある一冊目はコレ「椿山課長の七日間」です。この本は西田敏行さん主演の映画にもなった小説でした。
物語にはサラリーマンの椿山和明、小学生の根岸雄太、暴力団組長の武田勇が登場します。三人はそれぞれ自分の人生に終止符をうった人たち。本来なら極楽へと向かうはずが、家族を残してきた彼らはもう一度だけ姿かたちを変えて現世へと戻ります。そんな彼らに与えられた時間はたったの7日間。それほどの短い時間のなかで、自分たちの「家族」と向き合い、ばらばらだった三つの輪は物語が進むにつれて一つになるのです。
テーマはずばり「死」と「家族愛」。暗くなりそうなテーマですが、この本ではそれが「面白おかしく」しかも「ハッピー」に描かれています。ラスト手前で物語が加速していくところでは、通勤途中の満員電車にもかかわらず思わず涙しそうになったほど。そこには「やさしく」「暖かく」「切なく」、そしてやはり「面白おかしく」「ハッピー」な物語が描かれていました。「死」をテーマにしてこれほどまでに面白おかしい小説を僕は他に知りません。
それにしてもこの本を読み終えると、家族が欲しくなり、子供が欲しくなります。「家族愛」で満たされ、誰もが迎える「死」を前に「ハッピー」に過ごす。当たり前の生活ですが、それが人生における幸せなのですから。





